首・肩・腰の不調がある方が多く来院されます。
ストレスが溜まって、自律神経のバランスが崩れたのでしょうか?
当院は、気を整えるのが一番と考えております。呼吸は気を整える第一歩。
肩甲骨の間をほぐすと、呼吸が深くなり全身に気がまわり始めます。
野口整体に「愉気(ゆき)」という用語があります。「愉気(ゆき)」とは、気を送り込むことです。ぜひお試しください。
だれに相談してよいか分からない、こんなお悩みはありませんか?
- 肩や首の不調で、自律神経の原因が予想される場合
- 精神の緊張からくる体の痛み
- ギックリ腰、寝違い、背中・肩・首の張りや痛み
東洋医学について
五行
五行説も古代中国の思想で、この世のあらゆるものは「木」「火」「土」「金」「水」という5つのどれかにあてはめることができるという考え方です。
五行には相互に抑制し合ったり、助け合ったりする運動法則があるとされています。この木・火・土・金・水はそれぞれ次のような特徴があります。
木:草木が芽を出し、万物が生じる時期。季節は春を象徴する。
火:火が燃えている様。万物が長じる時期で、季節は夏を象徴する。
土:万物を育てる母なる大地を意味し、四季のすべてにかかわりをもっている。
金:金属の硬さや鋭さを意味し、季節は秋、収穫を象徴する。
水:湧水を意味し、地の中にあって万物を生み出す源となる。季節は冬を象徴する。
季節だけでなく、方角や自然現象、色、味、そして臓腑(五臓六腑)などについてもこの5つの要素で分類されていて、五行色体表にまとめられています。
同じ「五行説」でも5つの要素が互いに抑制し合う関係としたものを五行相剋説と言い、互いに助け合う関係としたものを五行相生説と言います。
陰陽
中国古代哲学の核となる概念で、自然界のあらゆるものは「陰」「陽」という対立する2つのどちらかに分類できるという考え方です。
事物にたとえると、宇宙では太陽が陽で月が陰、一日では昼が陽で夜が陰、空間では天が陽で地が陰、男女では男性が陽で女性が陰という具合です。
ただし、この陰陽は常に一定ではありません。たとえば、陽である男性も活動的なとき(陽)も静的なとき(陰)もあるし、
陰である女性が活動的なとき(陽)も静的なとき(陰)もあります。これらを、「陽中の陰」「陰中の陽」と言います。つまり陰陽は固定されてはいないのです。
東洋医学で陰陽を考えると、身体の表面では日光があたる背中や上半身は陽、腹側や下半身は陰になります。
内蔵では中身の詰まっていない胃、小腸などの「腑」は陽、中身が詰まっている肝、腎などの「臓」は陰となります。
また、人体の機能的な側面(身体を動かす活動エネルギー)は陽(または陽気という)、物質的側面(骨、血液、体液、臓腑)は陰(または陰分という)となります。
体内の陰陽のバランスが崩れると人は病気になり、同時にバランスを立て直そうとする力(=自然治癒力)も働くと考えられています。
東洋医学の治療の基本は、この自然治癒力を高めることにあるのです。